市川よみうり


最終更新日:2007年6月15日
《次の更新予定日:6月22日》

ママたちホッとできるひと時・子育てサロン
 浦安市社協北二支部は1日、子育て支援「子育てサロンわいわい」を十区自治会館(北栄1の3の21)で開いた。元町地区だが、北栄は若い子育て世代が増えている地区。地域のママたちはホッとできるひとときを過ごしていた。
 午前10時から2時間のサロンには、抱っこされた子供から歩き回る子供までの13組の親子が集まり、同支部推進員や母子保健推進委員、保健士などが見守るなか、ママはおしゃべり、子供は遊具やおもちゃで遊び回っていた。3回目という高梨美香さん(32)は「子供の遊び場やママ友達の探しの場、先輩ママの経験を教えてもらう場として活用させてもらっています。ちょっとでも子供から離れてホッとできます」、初めて訪れた武山千代美さん(33)は「同世代の子供はどうしているのかなと思って来ました。保育園の話などいろいろな話ができました。家から10分から20分のところでこういった場が毎日開かれていたら、少しの時間でも週に5日は来たいです」と、充実した時間を過ごしていた。
 同支部長の合力和枝さんは「ママたちの話を聞くと、話を聞いてほしいんだな、ということがよく分かる。赤ちゃんはそれぞれ成長が違い、育児に教科書はない。ママの話をとにかく聞いて共感し、リラックスさせてあげられれば。もっと開きたいけれど、スタッフ集めが大変」と感じていた。
 同サロンは、「求めれば親子の集える場は市内にいくつもあるが、地域ごとにはないのが実情」と、平成17年3月から6、9、12、3月(第1金曜日)と、同支部が独自に年度4回開いている。毎回約15組が参加し、リフレッシュの場として喜ばれている。
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世界のバリアフリー絵本展・昭和学院図書館で
    昭和学院記念図書館(市川市東菅野2の17の1)で21日まで、「世界のバリアフリー絵本展」が開かれている。入場無料。
 会場に展示されているのは、さまざまな障害をもつ人に絵本を楽しんでもらおうと、国際児童図書評議会が2年に一度選定している「バリアフリー絵本」。アメリカや日本、ノルウェー、イランなど14か国の絵本40冊が一堂に並べられている。
 どの作品も、果物のにおいが出るもの、音楽とナレーションが聴けるもの、動物の部分だけ違う素材で作られたもの、パーツをバラバラにはずせるものなど、バリエーションに富んだものばかり。障害児について紹介している絵本も多数展示されている。
 同絵本展は世界中で巡回して開かれているが、日本で年内に開催が予定されているのは同図書館を含めて8か所のみ。関東地方では同図書館が唯一の会場となっている。
 会館時間は午前10時から午後4時まで。16、17日は休館。問い合わせは同図書館(TEL323・4171番)。
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