市川よみうり


最終更新日:2007年5月4日
《次の更新予定日:5月11日》

通常展「京洛小景」・東山魁夷記念館
   市川市の東山魁夷記念館(中山1の16の2)で27日まで、四季折り折りの京都の美しさを伝える通常展「京洛小景」が開かれている。
 展示されているのは、京洛四季シリーズの代表作「夏に入る」の本制作や、孔版画集『京洛小景』所収作品のリトフラフィなど、京都を題材にした27点。観光地として有名な場所から街中の何気ない風景までを旅人の目線で描いた作品が、冬、春、夏、秋の順に並べられている。
 東山魁夷が京洛四季シリーズに取り掛かったのは、作家・川端康成の「京都を描くならいまのうちですよ」という言葉がきっかけ。同館1階には、表紙を東山魁夷が直筆で描いた川端康成の小説「古都」の実物も展示されている。
 開館時間は午前10時から午後5時まで。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入場料は一般500.円、65歳以上400円、高校・大学生250円、中学生以下無料。問い合わせは同館(TEL333・2011番)。
MENUへ


菅平高原いちかわ村・春の特別ツアー
     市川市教委は、上信越高原国立公園ほぼ中央部の峰の原高原にある宿泊施設「菅平高原いちかわ村」の宿泊者を周辺観光地に案内する「春の特別企画」の申し込みを受け付けている。
 いちかわ村は、標高1540メートルから北アルプスを一望できる市川市の社会教育施設。市内在住・在勤・在学者なら誰でも利用できる。
 春の特別企画は、宿泊費や食費、参拝料などの実費は自己負担だが、無料で送迎と周辺地案内を行うというもの。初日は午前11時に送迎バスでJR上田駅を出発し、「七苦里の湯」「美人の湯」などと呼ばれる別所温泉で散策や昼食を楽しんだあと、川中島での決戦を前に武田信玄が家臣に忠誠を誓わせた「起請文」の残る生島足島神社、真田氏の菩提寺・長谷寺を巡って午後五時にいちかわ村に到着。2日目は信玄と謙信の一騎討ち像がある川中島八幡歴史跡公園に立ち寄ってから長野駅で解散する。
 対象となるのは、19日から6月18日までの月・木・土曜日に同施設に宿泊する人。定員は2人から28人までだが、1人でも申し込みできる。同期間内の宿泊料金(消費税別)は、個室が1人2400円(小中学生900円)、大部屋が同1200円(同450円)。問い合わせは市教委生涯学習振興課(TEL334・1657番)。
MENUへ

市川よみうり新聞社
千葉県市川市市川2−4−9 〒272-8585
TEL:047-321-1717 (代表) FAX:047-321-1718
Eメール:center@ichiyomi.co.jp