市川よみうり


最終更新日:2007年3月2日
《次の更新予定日:3月9日》

ひな祭りに講習会・押絵木目込み人形クラブ
 3月3日のひな祭りを前にした先月13日から27日まで、市川市で活動する押絵・木目込み人形クラブ(北坂君江代表)が3回にわたり、ひな人形作りの無料講習会を同市信篤公民館で開いた。  毎月2回、16人の会員たちが、それぞれ好きな押絵や木目込み人形を作っている同クラブ。無料講習会は、この時期の「ひな人形作り」と暮れの「来年の干支作り」として毎年開いている。  今回の講習会では、「作ったことは全くない」という初心者たちが、桐の粉を固めてできた胴体部分にヤスリをかけ、丁寧にちりめん布をつけていく緻(ち)密な作業に熱中。「思ったより難しいけど楽しい」「集中するのが好きなので楽しい」と話しながら、きれいな人形を仕上げていた。  同クラブは、これから五月人形の制作に取り組んでいく予定。問い合わせは北坂さん(TEL378・5296番)。  
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書斎や舞台のイメージを再現・「井上ひさし展」
    市川市文化会館で11日まで、第8回市川の文化人展「井上ひさし展」(同展実行委員会、市川市主催)が開かれている。
 井上さんが市川市で生活していた昭和42年から同62年までの約20年間を中心に、井上さんが生まれてから現在に至るまでを紹介する全国初の企画展。井上さんが小学生のときに初めて購入した蔵書「どんぐりと山猫」(宮澤賢治著)の実物や、こまつ座の旗揚げ公演「頭痛肩こり樋口一葉」初演の舞台衣装、その他こまつ座の公演資料が紹介されているほか、七万冊の蔵書を誇った井上さんの書斎や、井上さんオリジナルの戯曲「父と暮せば」の舞台のイメージが再現されている。
 開催前日の先月24日には準備中の会場を井上さんが訪問。「探していたのがここにあった」などと話しながら懐かしんでいた。
 同展は、15日から4月15日まで市芳澤ガーデンギャラリーでも開催(月曜休館)。入場料200円(中学生以下無料)。問い合わせは市文化振興課(TEL334・1107番)。
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