最終更新日:2007年1月1日 |
《次の更新予定日:1月12日》 |
- 大野小体験授業・暗闇で目立つ色は?
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市川市立大野小(秋吉マツ校長、生徒794人)の3年3組(石井玲子教諭)は、市が実施した交通安全教室を受け、自転車の安全な乗り方を学ぶ授業に取り組んでいる。日々の生活のなかで「ヒヤリ」とする体験が多いことからテーマに選んだもので、自転車の安全について自分たちから学ぶとともに、学校内や家族にも伝えている。
さきごろ行われた公開授業では、「『いのちを守る色を見つけよう』カメレオンになるな」と題し、どのような色が暗い道でも目立つのかを体験をとおして学んだ。黄や白、黄緑、赤、黒などの色のなかから目立つ色を予想したが、「赤は、昼間はよく分かるけれど暗いところでは見えづらい」と予想に反する結果。暗いところでも分かる色は黄、白、水色―であることを自分たちの目で確かめた。
生活のなかで目立つものを一人ずつ用意させると、金や銀、ラメのものや蓄光材のもの、電気できらきらと光るものを持参し、暗幕を張った暗い教室のなかでお互いのものを確かめ合い、反射材がいかに目立つかを感じていた。児童は、「実際に確かめて、赤が目立たず、反射するものが目立つことが分かってよかった」「反射材はホタルみたいに光って目立つし、きれいだった」「事故に遭わないように、目立つ服を着たい。いとこや家族にも教えたい」と授業の感想を話していた。子供たちはその後、地域の自転車販売店から安全点検の方法も学んだ。
石井教諭は「安全点検をしている子はあまりおらず、事故やケガをする子は少なくない。子供たちに自分で考え、学んで生活に生かし、小さな子供たちや家族にも広めてもらいたい」と子供たちを見守っていた。
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- 危険な踏切の拡幅を検討・京成八幡
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市川市立八幡小前の八幡通りは早朝、自転車の通行が激しく通勤・通学者に危険な状態となっていることから、市は京成八幡駅の市川真間駅側に位置する踏切の拡幅を検討。現在、地権者との交渉が進められており、前向きにあるという。
同通りは早朝、通勤・通学者の自転車がとても多く、同小に通う児童たちがよけて歩く状況。歩行者と自転車が通る空間を分けるためカラー舗装をしたり、ポールを立てたりするなど対策を採っているが、踏切では遮断機が開いた直後にたくさんの人や自転車が一斉に渡り出したり、交錯するなどの危険がある。
以前から踏切の改善要望が出されていた市は、踏切や道路の拡幅を検討、建て替え時などの市民の協力を求めてきた。このほど、踏み切り前後の地権者と交渉を進めており、前向きな検討が進められているという。実現すれば、踏切前の歩行者空間が確保でき、一部ではあるが安全性が得られるとしている。今後、交渉が進めば、京成電鉄に踏切の拡幅を要望していく考え。12月市議会で、稲葉健二市議の質問に市が答えた。
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