市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □野菜、花き、料理など販売
市川地方卸売市場で「ごちそうマルシェ」27日

 □市川市、燃やすごみ収集週3回
4月から正式スタート

 □児童がオランダについて学習
浦安小で大使館職員が講義

 □浦安市長選挙
現職・内田氏が再選 前職との一騎打ち制す

 □市川市が貸し施設、図書館など再開
緊急事態宣言解除で

 □市内に住宅借りる市川市職員に
住宅手当1万円増額

  


野菜、花き、料理など販売
市川地方卸売市場で「ごちそうマルシェ」27日


昨年12月26日のごちそうマルシェ会場で、珍しい野菜を眺める来場者ら

 市川市鬼高の市川地方卸売市場できょう27日、同市場の仲卸業者や農家による模擬店、キッチンカーなどで買い物を楽しめる「いちかわごちそうマルシェ」が開かれる。時間は午前9時半から午後3時半まで。雨天決行。
 
 「ごちそうマルシェ」は、市民に同市場を知ってもらおうと同市場が一昨年まで毎年開いていた「市場まつり」に替わるイベントとして昨年11月から開催。定期的に開いて地域の活性化を図ろうと、小規模化して開催日を原則毎月第2・4土曜日にし、野菜を使ったレシピなどを学べるプチセミナーなどを追加した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年12月以降は同26日を除いて中止が続いていた。
 
 同26日の同イベントでは、カレーやホットドッグなどのキッチンカー4台と、野菜・果物、花き、焼き芋などを販売する模擬店17店が出店。約950人の来場者が、飲食や買い物などを楽しんだ。
 
 きょう27日には、野菜・果物や花きなどの模擬店14店のほか、カレーやハンバーガーなどのキッチンカー3台が出店する予定。同市場は「旬の野菜や果物などをおいしく食べていただければ」と、多くの来場を願っている。
 
 詳細は「ごちそうマルシェ」の特設サイト参照。  

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市川市、燃やすごみ収集週3回
4月から正式スタート

 市川市の燃やすごみの収集日が4月から、正式に週3回になる。現在は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、それまでの週2回から臨時的に週3回にしているが、ほとんどの地区で収集日が2日連続する課題があった。4月からはこうした課題を解消。ただし、2022年度以降の収集回数は未定としている。
 
 4月からの燃やすごみの収集日は、JR総武線より北側が月・水・金曜日、南側が火・木・土曜日。燃やすごみ以外のごみの収集日も変わる。市内を6つに分ける現状の地区割に変更はない。新しい収集日は、各世帯に配布するごみ収集日カレンダーや市ホームページなどで市民に周知する。
 
 燃やすごみの収集を週1回増やすことによる予算の増加額は約3千万円。ただ、ごみ収集に関する来年度予算は約18億3千万円で、臨時収集を実施した今年度の決算見込み額約19億1千万円は下回る。
 
 同市は17年度から、燃やすごみの収集を週3回から同2回に減らしていたが、昨年4月はコロナ禍の外出自粛で燃やすごみ排出量が前年同月比で約2割増えたため、同6月からごみ収集がない空き曜日を活用して燃やすごみの臨時収集を実施。ただ、収集日が連続し、収集時間も遅くなるなど課題があり、正式に週3回収集する体制を整えた。とはいえ、同7月以降の燃やすごみの増加量は、前年同月比で毎月多くても2%程度。市は「コロナの影響で再び燃やすごみが急増する事態に備えた」という。
 
 村越祐民市長は、17年の市長選で燃やすごみの週3回収集などを公約に当選。就任後は、生ごみをいつでも捨てられる専用ごみ箱を開発するとして週2回を維持する考えを示していたが、専用ごみ箱の開発は遅れている。  

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児童がオランダについて学習
浦安小で大使館職員が講義


児童たちにオランダについて話すヴァルクスさん

 東京五輪・パラ五輪のオランダのホストタウン・浦安市の子供たちにオランダを応援してもらおうと、市立浦安小(船橋紀美江校長)で15日、オランダ大使館による講義「オランダを知ろう!」が開かれ、5年生59人がオランダの特徴や浦安との関係について学んだ。
 
 浦安市が同国のホストタウンになったのは、2018年にアーチェリー同国代表のキャンプを受け入れたことがきっかけ。市は五輪直前にも、アーチェリーのキャンプを受け入れる予定。
 
 この日、講師を務めた同大使館のバス・ヴァルクスさんは、「ハロー」はオランダ語でHoi(ホイ)と言うことや、オランダは国土が九州より小さく人口密度が高いこと、人口1700万人に対して自転車が1800万台あること、酪農中心でチーズがおいしいこと、ウサギのキャラクター「ミッフィー」がオランダ生まれであることなどを紹介。清瀧神社にある江戸川と利根川の水位の基準点「堀江水準標石」は、1872年にオランダの水工技術団が設置したもので、浦安とも古くからつながりがあることも伝えた。
 
 子供たちは「オランダの人がよく飲むものは?」「オランダではやっているゲームは?」などと次々に質問。ヴァルクスさんは、酪農が盛んなので子供は牛乳をよく飲むこと、オランダでも日本のテレビゲーム機がはやっていること、新型コロナウイルス感染拡大のため自宅でケーキを作ることがブームになっていることなどを答えた。
 
 講義後は、子供たちがヴァルクスさんを校内の花壇へ案内。オランダ大使館から贈られたチューリップが芽を出している様子を一緒に眺めた。宇田川咲翔君は「オランダは行ってみたい国。チーズが有名と知らなかったので、行くのが楽しみになった」、日向翔君は「オリンピックでぜひオランダに優勝してほしい。応援したい」と、2人ともオランダを身近に感じた様子。ヴァルクスさんは「これを機に新しい交流ができれば」と話した。  

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浦安市長選挙
現職・内田氏が再選 前職との一騎打ち制す


コロナ禍のため無言で万歳する内田氏(中央)


当選祝いの品の前で喜ぶ内田氏

浦安市長選挙 開票結果
当 36,425 内田悦嗣(56) 無現②
  25,438 松崎秀樹(71) 無前

 任期満了に伴う浦安市長選挙が21日投開票され、現職の内田悦嗣氏(56)=自民、公明、千葉維新の会、連合千葉推薦=が同選挙では過去最高の3万6425票を獲得し、前職の松崎秀樹氏(71)を破って再選を果たした。投票率は45・74%で前回を0・54㌽上回った。内田氏の任期は2025年3月25日までの4年間。
 
 「雨男」を自負する内田氏。4年前同様、雨の投開票日となった。
 
 午後10時半過ぎに当選確実と判断すると、同9時前から選挙事務所に集まっていた支援者らは、内田氏と共に無言で三度、高々と万歳。内田氏は「まずはコロナ対策、ワクチン接種をしっかりやること。少子高齢化など山積している課題に対応し、浦安再編を目指して皆さんの笑顔を作る、そんな舵取り役として頑張ってまいりたい」と、2期目への決意を語った。
 
 一方、返り咲きとはならなかった松崎氏。開票過程で落選を判断した午後10時半前、選挙事務所で「競ってはいるのだが、力足らずで残念、無念。達成感と充実感は非常に感じているが、市民の皆さんの判断。これから、夢のあるまち浦安に向けてどう関われるか、次のステージに向けて励みたい」と支援者たちにあいさつした。
 
 内田氏は1965(昭和40)年、浦安市(当時浦安町)生まれ。国学院大を卒業後、市職員、市議1期、県議3期を経て、17年3月の市長選で初当選。座右の銘は「無始無終」。家族は両親、妻、1男2女。同市堀江在住。  

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市川市が貸し施設、図書館など再開
緊急事態宣言解除で

 市川市は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言発令を受けて休止していた公民館など市の貸し施設のほとんどを、宣言解除に伴い22日から再開した。図書館や博物館、動植物園なども23日から再開した。
 
 一部の施設では利用人数や開館時間を制限。屋内での接触競技や歌唱、調理などの利用は不可としている。  

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市内に住宅借りる市川市職員に
住宅手当1万円増額

 市川市は4月から、市内の住宅を借りている市職員の住居手当を月1万円増額する。市内に居住する職員を増やすことが狙い。2月定例市議会で、条例改正案が可決した。
 
 居住地が遠い職員は、災害発生時などに駆けつけるのに時間がかかり、場合によっては登庁できなくなる可能性もある。しかし、1月1日現在、同市の職員3372人のうち、市内在住者は1510人で、44・8%にとどまる。
 
 現在、市川市の住居手当は最大で月額2万8千円。市は、市内の家賃が県内他市と比べて高いことも踏まえ、市内の住宅を借りている職員に限り、これに1万円を上乗せして市内居住を促す。施行3年後には効果を検証し、継続・変更などを検討する予定。市給与課は「市内居住者を一人でも増やし、将来的には5割を超えるようになれば」としている。  

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