最終更新日:2007年3月2日 |
《次の更新予定日:3月9日》 |
- 児童の安全を見守り
市民がボランティア活動
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「おはよう」「車が来るよ、止まって。さあ行ってらっしゃい」―。
市川市立曽谷小と同百合台小に通う児童の安全を見守ろうと毎日の登下校時、市民がボランティアで学校周辺を往来する車やバイク、自転車、不審者に目を光らせている。 児童の見守り活動は、登校時の午前7時半から約1時間と下校に合わせた時間帯。早朝、百合台小南東の交差点にジャンパーを着込み、市川市ボランティアパトロールのオレンジ色の帽子を被って自転車で到着した穐葉孝一さん(66)は、黄色い交通安全の旗を持って通学する児童に声をかけ、横断歩道を安全に渡らせている。百合台小の東部を南北に走る道路は、抜け道として多くの自家用車や清掃車などがスピードを上げながらひっきりなしに通る。歩道のない部分があり、S字にカーブしているため見通しは悪く、カーブした場所に信号と横断歩道がある。穐葉さんは「ここを通る児童は決して多くはないが、通学路としてとても危険な場所。毎朝この姿で立っているので車はスピードを落としてくれるようになった」と話す。
学校南側の住宅街では小倉定彦さん(72)が同じように児童に声かけ。車はほとんど通らないが、「児童がたくさん通り、自転車も多くて心配。急いでいる大人の自転車同士の衝突も起こる」(小倉さん)と周囲への配慮に休みはない。
昨年の夏からパトロールを始めた穐葉さんは「交差点が危ない状況は以前から知っており、いつ始めようかと考えていたところ、曽谷小周辺で行っている(市川市)曽谷第五自治会の子供の見守り運動を知った。元気な子供たちから、毎朝活力をもらっています」、穐葉さんの紹介で今冬から始めた小倉さんは「子供の安全を見守りながらする私の朝の運動です」と気分そう快な様子だった。
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- 大野小児童が事例発表
地球温暖化防止講演会
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先月12日に市川市行徳文化ホールI&Iで開かれた県環境センター公開講座・地球温暖化防止講演会で、市川市立大野小5年1組の児童31人が事例発表を行った。
子供たちは、原油の臭いを嗅ぐ授業や環境エネルギー館の見学、燃料電池車の試乗などさまざまな授業での体験や、「おにぎり1個を作るのに25ミリリットルの石油が使われている」「日本人は1日1人あたり12リットルの石油を使っている」など、これまで学んできたことを発表。「地球の大きさがこの風船なら、残っている石油の量はどれくらい?」「燃料電池が発明されたのは何年?」などのクイズを織り交ぜ、300人以上の来場者を楽しませた。
「みんなで力を合わせれば地球を救えると信じています」という言葉で、発表を締めくくった児童たちは、終了後も会場内で自作のパンフレットを熱心に配っていた。
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