最終更新日:2007年1月19日 |
《次の更新予定日:1月26日》 |
- 不法投棄などの防止策
外環道工事業者が周辺巡回 -
昨年12月15日から今月末まで、市川市の堀之内地区や小塚山トンネルの外環道路工事を受け負った事業者が、両地区の工事現場周辺を巡回パトロールしている。同時期に増加が予想される不法投棄や放火などを防止することが目的。パトロール実施直前の1か月間で10件あった両地区の不法投棄は、実施後の1か月間には2件に減少したという。
パトロール範囲は、小塚山公園の西側から東に1.5キロメートルほど進んだバス通りまでの工事用道路周辺。鹿島・西松JV、堀建設、小雀建設、馬渕建設の四者が持ち回りで、1周5キロメートルほどのコースを1日5回、「パトロール実施中」のステッカーと黄色い回転灯を付けた車両で巡回している。
外環道路建設予定地では日ごろから国土交通省の職員がパトロールを行っているが、住宅の移転が進んだことで人通りも少なくなっており、周辺住民から治安対策を望む声は多い。事業者は2月以降についても、「不法投棄が再び増えるようであれば、パトロールの実施を検討したい」と話している。
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- 人工芝敷設で利用環境改善
国府台スポーツセンター
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市川市国府台スポーツセンター・陸上競技場のフィールドを人工芝にする工事が、先月18日から進められている。工期は3月23日までの予定。これにより、やり投げや円盤投げなどの投てき競技はできなくなるが、これまでケガの原因となることの多かった激しい凹凸がなくなるなど、利用環境は改善されることになる。
人工芝になるのは、陸上トラック内側の65.9メートル×102メートルの部分。もともと天然芝が生えていたところだが、現在は雑草ばかりで凹凸も激しく、利用者から改善要望があがっていたという。
人工芝は丈が長く天然芝に近いタイプを使用するので、スライディングをすることも可能。やり投げを除き、現在行われているサッカーやラグビー、ゲートボール、グラウンドゴルフなどの競技は、今後も使用できる。
なお、同工事に合わせて防球ネットも高さを現在の5メートルから10メートルに拡張。トラックについても、直線走路100メートル分の改修が行われる。
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- “家庭の味”弁当宅配
ボランティア「ポテトの会」
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市川市市川公民館を拠点に活動しているボランティアグループ「ポテトの会」(加藤京子代表、会員数15人)は、毎月第1―4水曜日に手作りの弁当を注文者の自宅まで届けている。主な配達先は、在宅介護を受けている夫婦や、一人暮らしの高齢者などの自宅。「日ごろは外食が多い」という人たちにとって、ベテラン主婦たちの心を込めた料理は、大きな楽しみの一つになっている。
同会は、昭和54年にスタートした市の「老人給食サービス」のメンバーが、同サービスが終了した平成7年に設立。当初は利用者が7人しかいなかったため、弁当代は700円でも赤字だったが、現在は利用者も30人程度になり、500円で賄えるようになっているという。
メニューは、やわらかいものや野菜を中心に、高齢者に人気がある煮物、一人暮らしではなかなか調理できない天ぷらなど、常時5、6品を用意。一つの弁当の中に、会員それぞれの“家庭の味”が詰まっている。
利用者の中には、配達時の会話を楽しみにしている人もおり、家の前まで出て待っていることもあるという。目に障害をもち、一年ほど利用しているという高齢の女性は、「水曜日が一番のごちそうで楽しみ。種類も栄養も多くて助かっています」と、届けられた弁当を手に笑顔を見せていた。
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