前市長の千葉光行さん
文化振興財団理事長に
市川市文化振興財団は2日、理事長を務めていた作家・劇作家の井上ひさしさんが4月に急逝したことを受け、新理事長に前市川市長の千葉光行さん=写真=が就任したと発表した。平成16 年から3期連続で理事長を務めていた井上さんが亡くなったあとは、能村研三副理事長が代理を務めていた。
千葉さんは、平成9年から3期連続で市川市長を務め、在任中に「街かどミュージアム都市づくり構想」を推進するなど、市内の文化施設の整備や文化事業の発展に努めた。同財団は「文化施策に多大な貢献をするとともに、市川の文化に理解がある」として、先月14 日の理事会で千葉さんを選出。2日に市文化会館で辞令交付式が開かれ、大久保博市長が辞令を手渡した。
任期は今月2日から30 日まで。千葉さんは「文化を通じた『血の通った、心の通い合う場』を作っていかなければならない」とコメントしている。
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