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里見公園にバラ園
50年前の市川駅北口を再現
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昭和28年ごろから旧国鉄市川駅北口を彩ったバラ群を再現する「バラサンクガーデン」が18日、市川市緑の基金(小泉勉理事長)設立20周年を記念して、里見公園内に設けられた。
同駅北口ロータリーのバラ群は、式場病院・故式場隆三郎院長が中心となって植えた苗木300株。なかには、米オペラ歌手のヘレン・トローベルさんが前年に日米親善大使として来日した際に日本に贈った株も含まれていた。同32年には市川バラ会5周年を記念し、市内の推薦から選ばれたバラ娘6人が東京・世田谷区の馬事公苑から借りた黒馬車に乗って市内をパレード。故秩父宮妃殿下節子さまも参列された記念式典で、当時の故浮谷竹次郎市長が「ローズ・シティー」を宣言した。
縮小された新たなバラサンクガーデンには、式場病院を開院した故式場龍三郎さんの妹、式場きくよさん(93)の記憶から、当時珍しかったピースのほか、マダム・バタフライやコンフィダンスなど7品種70株を植樹。
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